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親告罪とは

告訴についてはこちらをご覧下さい

親告罪というのは,告訴がなければ起訴をすることが出来ない(=処罰が出来ない)犯罪をいいます。

起訴とは,検察官が,裁判所に対して,誰々を処罰するように請求することをいい,これにより,刑事裁判が開始します。そして,日本の法律上,刑事処罰をするには,かならず裁判が必要になります。

ですから,起訴が出来ないということは処罰ができない,ということになります。

なお,ネットの風聞によると,特に著作権法違反の関係で,親告罪は告訴がないと犯罪にならないというものがありますが,それは誤りです。親告罪であっても,告訴がなくても犯罪になりますし,捜査を行うことも,理論上は出来ます。また,告訴をしてもしなくても,民事裁判で訴え出て賠償を請求することも,もちろん可能です。

親告罪と示談交渉

加害者からすれば,親告罪においては示談交渉は極めて重要な要素になります。

親告罪は,被害者が告訴,すなわち処罰の意思を有していることが絶対条件になりますから,示談を成立させて被害者に告訴を取り下げてもらえれば,刑事処分を免れることができます。

親告罪において,示談を成立させることは何よりも重要になります。

告訴と告訴の取下げ

告訴を取り下げれば,加害者は刑事処分を免れる,と説明しましたが,告訴の取り下げには慎重に行うことが必要です。

一度,告訴をしてから,告訴の取下げをすると,重ねて告訴をすることはできなくなります

また,告訴をすることで,加害者が身柄を拘束されたり,そうでなくても捜査の対象となることで,ケースによっては,逆に示談交渉に支障が生じる可能性もあります。

処罰と被害回復(賠償)のどちらを優先するかも考えながら,ケースに応じて,告訴すべきかどうかも含めて,慎重に検討することが必要です。告訴は安易に行うべきことではありません